心穏やか になる空間
人生の節目を刻む厳かな時間をつくる
人生の節目を刻む厳かな時間をつくる
床飾りを愛でながら、御膳方式・テーブル方式どちらでもご利用いただけるお部屋です。
収容人数:8~30名様
お茶席の文化から始まった「床」は、目上の方を迎えるために掛け軸や焼き物などで座敷を装飾するための空間として作られました。床は部屋の主が座る上座にこしらえられ、主の威厳を示したそうです。
現代では掛け軸を飾る風習が廃れてきたため、一般家庭では見かけなくなってきました。しかし、結納など伝統的行事にはやはり欠かせません。日本の伝統を見つめなおし、その意義を感じていただければ幸いです。
畳の文化は世界中どこを探しても日本以外のどこにも存在せず、まさに和室以外に見ることができません。平安時代からの文化があり、座布団のように藁を重ねる時代から時を重ねて、部屋全体に敷き詰めて書院造とする現代に伝承されてきました。
畳文化が普及した一つの要素が「茶道」です。お茶を愉しむ日本人の世界観に正座と共に取り込まれてきました。畳の部屋に落ち着きを感じるのは、庭園や和室空間を愛でる「静」の美しさへの追及が日本人の心に刻み込まれているからではないでしょうか。